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院長ブログ 交通事故: 2016年1月

雪が及ぼす事故の原因

おはようございます☺
本日の徳島県は、北部を中心に雲が広がり雪が降っていたみたいですね!
南部でも山地を中心に雪が降る予報でしたが、皆様は通勤・通学は大丈夫でしたか?(>_<)
特に山間部は雪が積ることが多いため、車のスリップ事故にはお気を付け下さい!

雪道を運転中、突如ブレーキが効かなくなり、ハンドルをとられてしまうスリップとはそもそもなぜ起こるのでしょうか?
その主な原因は「水」、表面の薄い水膜にあります。
水膜は、車重による圧力で氷や雪から水分が溶けだすことによって発生します。

乾いた路面に比べ、氷上や雪上は、タイヤのグリップが効きにくい状態にありますが、
加えて、その間に水のような液体を挟むと極端に摩擦が低下(グリップ力が低下)し、スリップの起こりやすい状態になります。
そんな路面状態のときに、急発進、急ブレーキ、急なコーナリングなどでタイヤのグリップ力の限界を超えると、
タイヤはスリップや空転を起こしてしまいます。

水と、氷や雪とが混在するマイナス8℃~0のときにスリップ事故が発生しやすいと言われています。
free-illust69-128x128.jpg特に、朝や夕方などの気温が変化する時間帯が最も危険 です。

冬季の事故では、急な運転操作が事故に発展することが多く、多くの運転者が、滑りやすい路面であることを認識していながら、その滑りやすさを過小評価していることが多いようです。

冬季の事故例

(1)交差点事故
前方に停車中の車に追突。交差点付近は、多くの車が停止、発信を繰り返すため積雪路面が磨かれ、スリップしやすくなっています。

(2)カーブ道路の事故
対向車線にはみ出し正面衝突。カーブでは遠心力も考慮する必要があり、かなり速度を落とす必要があります。

(3)高速道路での事故
高速走行時は、わずかなハンドル操作のミスがスリップに繋がります。
仮にスリップしても立て直せるだけの余裕をもった運転が必要です。

予報では明日の朝まで雪となっておりますので本日のお帰りと明日の通勤・通学、車の運転にはお気を付け下さい!

交通事故にあったらまずどうしますか?~保険編~

自賠責保険と任意保険はどのような関係にあるのか?
自動車保険には,自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)と各保険会社による任意保険とがあります。

自賠責保険・・・自動車事故による人身損害についての保険

通常、自賠責保険に加入するのは新車の購入時か車検のタイミングです。
自賠責保険は,被害者の保護のために,最低限度の損害賠償を補償するという保険で,法律上加入が強制されているものです。
そのため,「強制保険」と呼ばれることもあります。

被害者保護の見地から,人身損害について最低限度の損害填補を保障しようというのが,自賠責保険の制度趣旨です。
もっとも,自賠責保険は,あくまで最低限度の損害填補保障のための保険ですから,保険金・損害賠償金の金額に上限が定められており,自動車事故によって生じたすべての損害を填補しきれないという場合もあり得ます。

自賠責保険は,自動車事故の人身事故のみしか対象としていません。
そのため,自動車以外の事故や自動車事故であっても物損事故については適用されないことになります。
※自動車の運行にはドアの開け閉めなど、自動車を走らせていないときの事故は含まれます

自賠責保険の補償項目は『対人賠償』に限られている点が大きな特徴です。
相手の自動車や持ち物をはじめ道路に設置されているガードレール、他人に敷地ブロック塀など『物』に対する修理代は一切補償されません。
つまり自賠責保険は『対人賠償』に特化していますが、運転者である自分(及び自動車の持ち主)のけがに対しては補償がないのです。
 
任意保険・・・自賠責保険では補償されない部分を補う保険

たとえば任意保険では、自分や相手の車の修理代、破損させた公共物、自分のケガや自賠責保険の補償額を超える金額の補償、などが可能になります。
万一の事故のときに損害賠償額を満たせないことが多いので、それを補うためにも任意保険である自動車保険に加入しておくのが安心です。
担保種目にもよりますが、対人賠償保険、対物賠償保険などの加入割合はほぼ6割から7割ほどに達しており、この任意保険への加入はいまや自動車保有者の常識となっています。
 
当院は交通事故専門士の資格を持つ【交通事故施術特化型整骨院】です
※交通事故専門士とは、今回説明させて頂いた自賠責・任意保険の知識や、ムチウチの治療などの一定の課程を修了した者に与えられるものです。
 
保険のことで何かわからないことや疑問に思ったことなどお気軽にご相談・ご質問下さい!

交通事故にあったらまずどうしますか?~治療編~

あなたが交通事故にあったとき、どうすればいいのか?
突発的なアクシデントに混乱するとは思いますが、まずは落ち着いて行動することが大切です。

1警察へ連絡
※加害者からの報告は義務ですが、被害者が届け出ることも必要です。(とくにケガを負った場合は「人身扱い」の届出が重要です。)

2相手(加害者)の確認
※加害者の住所、氏名、連絡先など

3現場の証拠保存

4記録を残す
※事故直後は混乱する為、写真や現場の状況のメモをしたりして記録を残しておくことも重要です。(後日思い出す時に役立ちます)

5病院で診察を受ける
※その場では軽症だと思っても、あとで意外とケガが重かったという例もあります。速やかに医師の診断を受けましょう。

6保険会社へ連絡

交通事故に合った場合、事故直後は興奮しているため、症状が出ないこともありますが、必ず当日のうちに医師に診てもらうことです。
例えその日は何の症状が出なくても、後から何らかの症状が現れるケースは多いものです。
軽微な事故に見えても、後で体に異常が出た、ということもよくあります。
事故当日は痛みがなくても、数日経ってから痛みが現れることは、むち打ちではよくあることです。
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このような場合多くの方が「いつか自然とよくなるだろう」と思うようです。
当然痛みが減っていく場合もありますが、逆に痛みが強くなって悪化してしまう場合もあります。
もし交通事故にあってしまった場合は仮に痛くないとしても「痛くなるかもしれない」と仮定して、念のために整骨院や病院で検査をする事をおすすめします。

医療機関での診療を受けないでいると、交通事故との因果関係を証明するのが難しくなってしまいます。
また、警察に診断書の提出もしなければ、人身事故扱いしてもらえなくなり、本来受け取れる権利が使用できなくなってしまう恐れがありますので前もって電話などで相談すると良いでしょう。
治療を受けるための特殊な手続きは不要で、すぐに治療を受けることができます。

保険会社への連絡は、来院後でも構いません。まずは、医師に相談しましょう。
治療を受ける医療機関を選ぶのは自由です。
どこの医療機関にかかるかは、本人が決めることで、通院先の、医院名と電話番号を伝えれば、あとは保険会社と医院が相談します。

筒井整骨院は、【交通事故専門士】の資格を持つ【交通事故施術特化型整骨院】です。
万が一ご自身やご家族、お知り合いの方が交通事故に遭われた場合にも、お問い合わせ・ご相談下さい!
交通事故によるむちうち治療は筒井整骨院に是非お任せ下さい!

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