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食べて健康!?

こんにちは☀
皆様はお正月はどのように過ごされましたか?☺

お雑煮やおせち料理を食べ過ぎたお腹に、消化の良いあたたかなお粥はどうですか?(*^^*)
年明けの1月7日は別名『七日正月』,『七日節句』とも呼ばれ、
その日の朝に七草がゆを作って食べる風習がありますよね!
20080107091100.jpg実はこれには、医学的に見ても健康効果があるようです!

この風習の由来は、元々は中国の風習だそうで、『七日正月』と言って中国ではお正月の7日後が1つの節目になっているので、
七種類の野菜を汁物で食べて邪気を祓えると考え七草粥を食べていたみたいです。

日本に伝わった頃はまだ野草の種類も決まっておらず、さまざまな穀物も入れたお粥を作っていたようですが、鎌倉時代になって「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」という七草が定着したようです。
庶民に親しまれていた野草や野菜が取り入れられていますが、これらは漢方薬にも使われる、薬効の高い野草なのです。

胃腸を整え、体を温め、粘膜を強化する効能にも優れているのが共通した特徴です。

 せり・・数少ない日本原産の緑黄色野菜で、セリ科の多年草。精気を養い血脈を整え、保温効果や高血圧予防に優れています。
なずな・・別名ぺんぺん草と呼ばれるアブラナ科の二年草。カルシウムやカロテンが豊富で風邪の予防に優れています。
ごぎょう・・母子草(ははこぐさ)の別名でキク科の二年草。咳・痰に効果があります。
はこべら・・はこべのことでナデシコ科の二年草。昔から腹痛薬とされ、産後の浄血に用いられています。
ほとけのざ・・キク科の二年草。胃腸に効きます。
すずな・・かぶのことでアブラナ科の一・二年草。葉はカロテンやビタミンCの多い緑黄色野菜で、腹痛薬としても使われています。
すずしろ・・大根のことでアブラナ科の一・二年草。葉はカロテンやビタミンCが豊富な緑黄色野菜で、風邪予防や美肌効果に優れています。

ちなみに、現在の日本で1月7日に七草粥を食べる風習には、その年の万病を避けられ元気に過ごせるという意味が込められています。
七草には『春の七草』と『秋の七草』の合計14種あるのですが、無病息災を願った七草粥に使用されるのは『春の七草』です。

昔の人は七草粥で無病息災を願うと共に、野菜や果物の不足しがちな冬の季節に不足したビタミンを補い、
お正月のご馳走で疲れている胃腸を休めるという目的もあったようです(^ω^)

今まで七草がゆをあまり食べたことがない方も、ぜひこの機会に食べられてはいかがでしょうか?(^O^)



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